「画像閲覧機能」「画像削除機能」「パソコンやTVに出力する機能」が一台のカメラに備わっている。■撮影画像サイズと枚数 (取扱説明書を参照しよう)
横ピクセル X 縦ピクセル = 何万画素 (1M表記は、100万画素)
(コンパクトカメラの縦横比は4対3)(一眼レフカメラの縦横比は3対2)
・撮影サイズが小さいと沢山撮れるけど、画質は悪い。(プリントサイズより小さい撮影サイズは顕著)
・撮影サイズが大きいと少ししか撮れないけど、画質がきれい。(プリントサイズの等倍以上の撮影サイズ)
・撮影サイズを大きくして画質をキレイにして沢山撮るには、大きい容量のメモリーカードを使う
(メモリーカード 256MB ⇒ 512MB ⇒ 1GB ⇒ 2GB )
例えば、1000万画素の容量は、非圧縮だと約10MBになるので、容量を少なくして保存する為に圧縮するJpeg形式が使われている
圧縮するとは、同一色が並んでいる場合に色をまびくことで、まびく数を多くするほど高圧縮率となる
. 同じJPEGサイズの Fine と Normal の違いは、
Fineは、できるだけ画質を維持するために低圧縮率で保存するので、きれい。容量は非圧縮の約1/3に圧縮される
Normalは、画質はすこし落として中圧縮率で保存するので、すこし画質が悪い。容量は非圧縮の約1/6〜1/8
Basicは、画質は限界まで落として高圧縮率で保存するので、かなり画質は悪い。容量は非圧縮の約1/12〜
高画質で保存する場合は、まびく率を少なくする低圧縮率のFineにする
圧縮率が高いほど低画質になるので注意
同じ画素数でも絵柄によってJPEGの容量は異なるため、同じメモリーカードでも撮れる最大枚数はちがう
デジカメプリントサイズ
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仕上がりサイズ
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推奨画像サイズ
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L
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89x127mm
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1074x1524pixels=1,636,776(150万画素相当)
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DSC
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89x119mm
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1074x1430pixels=1,535,820(150万画素相当)
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DSCW
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127x169mm
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1536x2032pixels=(300万画素相当)
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HV (ハイビジョン)
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89x158mm
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1086x1902pixels=(200万画素相当)
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P(パノラマ)
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89x254mm
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1086x3036pixels=(300万画素相当)
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KG(はがき)
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102x152mm
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1228x1818pixels=2,232,504(200万画素相当)
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2L
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127x178mm
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1536x2138pixels=3,283,968(300万画素相当)
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A5
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148x210mm
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1784x2516pixels=4,488,544(450万画素相当)
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A4
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210x297mm
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2516x3544pixels=8,916,704(900万画素相当)
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六切
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203x254mm
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2434x3036pixels=7,389,624(740万画素相当)
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ワイド六切
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203x305mm
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2434x3638pixels=8,854,892(900万画素相当)
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四切
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254x305mm
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3036x3638pixels=11,044,968(1100万画素相当)
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ワイド四切
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254x366mm
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3036x4536pixels=13,771,296(1400万画素相当)
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1. 全体が暗いときは、オートで発光
2. 背景が明るくて人物が暗い逆光のときは、強制発光にする
3. 夜景と人物を撮るときは、夜景モードとストロボを併用する
4. ストロボ禁止場所では、禁止モードにセットしよう
5. 赤目になりやすい人には、赤目軽減モードにしてみる
1. 全体が同じ明るさのときは、露出補正なしのオートで撮りましょう
2. 背景が暗くて人物(披写体)が明るすぎるときは、マイナス(-)補正
3. 背景が明るくて人物(披写体)が暗い逆光のときは、プラス(+)補正
1. 撮影場所の光源の色に合わせてカメラが自動で変えることを、オートホワイトバランスと言う
2. オート ホワイトバランスでまず撮ろう・・・・いい色ですか?(白いものが白く見えますか?)
3. 蛍光灯の光で全体が緑色や黄色になる場合は、蛍光灯マーク(白色4200k)にして緑色や黄色をすくなくしよう。
4. 電球の光で全体がオレンジになる場合は、電球マークにしてオレンジ色をすくなくしよう。
5. 晴天の日陰や曇りのときに全体が青くなる場合は、晴天日陰マークか曇りマークにして青色をすくなくしよう。
■ 液晶モニターのホワイトバランス(色温度・Kケルビン)とコントラスト比
-----デジカメ中級者教室(参考資料)------------------------[デジカメクラブつる]
◆容量の計算
横ピクセル×縦ピクセル×1x3/1024/1024 = MB
x1は8bitです x3はRGBです /1024は、KBとMBです
8ビットで1バイト 1024バイトで1KB 1024KBで1MB 1024MBで1GB
TIFF8ビットの800×600ならば、 800×600×1×3/1024/1024 =1.37MB (非圧縮.TIFF.BMP)
RAW14bitの800x600ならば、 800×600×1.75×3/1024/1024 =2.4MB (非圧縮RAW)
RAW14bitの4000万画素は、 40,000,000x1.75x3/1024/1024=200MB (非圧縮RAW)
------------ペンタックス645Dの4000万画素RAWは、圧縮RAWにより約80MBで記録されている
◆ bit(ビット) と 階調
1ビットで表せるのは 2つ( 2階調)
8ビットで表せるのは 256個(
256階調)→8ビットX3(RGB)=24bit画像(Jpeg.BMP.TIFFなど)
12ビットで表せるのは 2048個(
2048階調)→12ビットX3(RGB)=36bit画像(RAW.TIFF)
14ビットで表せるのは 9192個(
9192階調)→14ビットX3(RGB)=42bit画像(RAW.TIFF)
16ビットで表せるのは65536個(65536階調)→16ビットX3(RGB)=48bit画像(TIFF)
◆被写界深度
[撮影距離] と [焦点距離] と [絞り] と [撮像素子] の組み合わせで <被写界深度> は変わります
<--被写界深度が深い-------------被写界深度が浅い-->
撮影距離
____100m___50m____30m_____10m____5m_____3m____1M
焦点距離
f__10mm__18mm____28mm___35mm___50mm____100mm___200mm
絞り
F______22____16____11_____8____5.6_____4_____2.8___1.4
撮像素子____1/2.5___1/1.6____APS-C____APS-H____35mm_____6x45__6x7
※被写界深度はピントを合わせた披写体より手前は浅く、奥は広い
手前から奥までのピントが合う距離を被写界深度という
例えば、焦点距離50mmレンズで絞りF8とした場合、撮影距離3mにピントを合わせると約2m〜5mぐらいが被写界深度の範囲となる
撮影距離(カメラからピントを合わせる披写体までの距離)
焦点距離(レンズの主点から撮像素子までの距離)(対角線は画角)(対角線計算式は、√縦二乗+横二乗)
35mmフイルムは24mmx36mmで対角線は約43mmなので焦点距離50mmを標準レンズとする。(35mm相当の基準)
Nikonデジ一眼APS-C撮像素子の対角線は約28mmなので1.5倍すると50mm標準レンズ相当と同じ画角になる。(28mmが35mm相当の50mm)
Canonデジ一眼APS-C撮像素子の対角線は約27mmなので1.6倍すると50mm標準レンズ相当と同じ画角になる。(27mmが35mm相当の50mm)
コンパクトデジカメ1/2.5型撮像素子の対角線は約10mmなので4.2倍すると50mm標準レンズ相当と同じ画角になる。(10mmが35mm相当の50mm)
ペンタックス645Dの撮像素子44mmX33mmの対角線は55mmなので0.78倍すると50mm標準レンズ相当と同じ画角になる。(55mmが35mm相当の50mm)
※標準レンズより焦点距離の短いものを広角レンズと呼び、画角は広く被写界深度も深くなる
焦点距離が長いものを望遠レンズと呼び、画角は狭く被写界深度は浅くなる
※画角を同じにするには、撮像素子が小さいほど焦点距離を短くするので被写界深度は深くなる。
◆ レンズの用語技術解説のリンクhttp://fujifilm.jp/business/material/cctv/info/techguide/index.html